長く使える「飽きのこない」
企業ロゴ（コーポレートロゴ）の作り方
企業の顔となるロゴは、10年、20年と使い続けるものです。一時の流行を追うのではなく、普遍的でシンプルなデザインを目指しましょう。特にB2B（対企業ビジネス）では、「堅実さ」が何よりの武器になります。
Step 1: 抽象的な「幾何学図形」を使う
具体的な「物の絵」は、事業内容が変わった時に使いにくくなります。代わりに「円」「四角」「六角形」などの幾何学図形を使いましょう。
- 正方形: 安定、公平、秩序
- 円: ネットワーク、地球、包括
- 六角形: 化学、構造、調和
これらを単色、もしくは同系色のグラデーションで表現するのが、最もタイムレスなデザインです。
Step 2: 「文字だけ（ロゴタイプ）」も検討する
SONYやPanasonicのように、シンボルマークを持たず、社名だけのロゴも立派な選択肢です。
プロの技「カーニング（文字間隔）」:
My Logo Creatorで文字だけのロゴを作る時は、「文字間隔」を広め（例: 50?100）に設定してみてください。それだけで、既成フォントとは思えない「オリジナルの高級感」が生まれます。
Step 3: 配色は2色まで
名刺や封筒に印刷することを考え、色はシンプルに。「コーポレートカラー1色 ＋ 黒（またはグレー）」の2色構成がベストです。印刷コストも抑えられ、視認性も高まります。